2019-01-01から1年間の記事一覧

始めやすく続けやすい趣味起業(by日本政策金融公庫)

起業はリスクが高いので手が出ないと思っている人も世の中には多いでしょうが、気楽に趣味や特技を生かして満足のいく結果を出している趣味起業家もいます。中小企業庁の小規模企業白書2019(P126~129)では、日本政策金融公庫総合研究所の調査結果をもとに…

地方創生の教科書に載せたい「こまき産業フェスタ」(小牧市)

地方創生のための有効な施策が模索される中、これこそ模範的な施策ではないかと目を開かされるイベントがありました。5月25、26日、小牧市のパークアリーナ小牧で開催された「こまき産業フェスタ2019」です。 市民と企業の交流を促進し、地域産業を活性化す…

ターゲティングのお手本「こども古本店」(北名古屋市)

まちの書店が大手ネット書店の勢いに押されて次々と廃業している中、2012年に開業し、逆張りのターゲティングで差別化を図っている古書店が今年の中小企業白書で紹介されています。愛知県北名古屋市の「こども古本店」です(中小企業庁『中小企業白書2019』P…

起業の活性化は起業家教育から

4月9日~17日に6回にわたり、日本経済新聞に『日本の起業意識と起業行動』というコラムが連載されました。著者は高橋徳行武蔵大学副学長です。この中で、日本の起業活動は不活発であるが、その原因は起業意識をもった人が少ないことであり、起業家教育が重要…

プチ創業は意外にいけている(by日本政策金融公庫)

今年の3月14日、日本政策金融公庫総合研究所が「ごく小規模で創業して儲けている企業が増えている」という興味深い調査結果を発表しました。 「2018年度新規開業実態調査」アンケート結果によれば、開業費用が250万円未満の少額開業が調査先の16.7%を占め、…

理系JKの「下町ロケット」(by長浜高校水族館部)

自分たちが行ったクラゲの研究の成果を世の中の役に立てるため、クラゲ予防クリームを開発して売り出そうという夢を抱いた女子高校生たちがいました。彼女たちの夢はかない、5月から「ジェリーズガード」という商品名で売り出されることになりました。 夢を…

陶都の魅力を発信!せと陶祖まつり(瀬戸市)

日本遺産である六古窯のひとつ瀬戸市で、4月20、21日、恒例の「せと陶祖まつり」が開催されました。会場の尾張瀬戸駅周辺は、大勢の人出で賑わいました。 この祭は、陶祖・藤四郎(加藤四郎左衛門景正)の遺徳を偲ぶお祭りとして、1962年に始まり、今年で58回…

支援者が認識すべき「事業承継のジレンマ」

事業承継支援は今や中小企業政策の最重要課題となっていますが、状況を正しく認識しないと取り組み方を間違えます。 事業承継支援はなぜ必要なのか。それは事業承継が円滑に進まず廃業が増えているからです。では事業承継はなぜ円滑に進まないのか。それは親…

「さぼてんのまち」の食と植のイベント(春日井市)

4月6、7日、春日井市の落合公園で第4回春日井名物グルメ王座決定戦が開催されました。2日間で4万4千人が訪れました。 春日井商工会議所青年部、春日井市商店街連合会、春日井市観光コンベンション協会が協力して準備を行い、春日井市の地元の飲食店27店が名…

東海の活力あふれる『儲かる中小企業』(by中小企業庁)

2月7日に中小企業庁が発行した『儲かる中小企業 人手不足に負けない111のポイント』(日経BP社)には、東海地方の事例も数多く紹介されています。【愛知県】名古屋商科大学(事例23:信用金庫と連携して中小企業の後継者を育成)、セレンディップ・コンサル…

『儲かる中小企業 人手不足に負けない111のポイント』(by中小企業庁)

人口減少時代を迎え、人手不足に悩む中小企業はどうしたらよいか。その解決策を示唆する著書を中小企業庁が発行しました。『儲かる中小企業 人手不足に負けない111のポイント』(日経BP社)です。 同書では『中小企業白書2018年版』『小規模企業白書2018年版…

国境を超えるインパクト!田縣神社の豊年祭(小牧市)

「Oh, my God !」金髪碧眼の女性観光客が、驚きのあまり絶叫しました。目線の先にあるものは、神輿の上に鎮座する、直径60cm、長さ2m、重さ300kgの大男茎形(おおおわせがた)です。巨大な男性自身が、神輿に乗って公道を運ばれていきます。時々360°回転し…

鳥取県から全国へ躍進する女性ソーシャルベンチャー

3月6日、鳥取県米子市の神戸貴子さん(N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社代表)が、日本政策投資銀行の第7回女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストに選ばれたと発表されました。遠距離介護問題を解決するために、クライアント情…

超明快な『日本人の勝算』(byデービッド・アトキンソン)

人口減少時代を迎えた日本が豊かさを維持するためには生産性の向上が必要と言われていますが、そのために何をすべきか。伝説のアナリストとして知られるデービッド・アトキンソン氏は、最低賃金の引き上げと大人の再教育であると主張します(デービッド・ア…

『捨てられる銀行3』が示唆する「未来の金融」

ベストセラーとなった『捨てられる銀行』の続々編である『捨てられる銀行3 未来の金融』が2月13日、発売されました。本書のテーマは「計測できない世界」にどう対処すべきかです。金融関係者にとっては、ゾクゾクする内容です。 我が国の金融業は長い間、す…

瀬戸市で四者連携による事業承継セミナー開催(OKa-Biz協力)

本日、瀬戸市の瀬戸蔵で、事業承継セミナーが開催されました。主催は瀬戸市地域産業振興会議、実施機関は昨年11月に四者連携協定を結んだ瀬戸市、瀬戸商工会議所、瀬戸信用金庫、日本政策金融公庫(瀬戸地域事業承継プラットフォーム)です。 メインの講演は…

f-Biz流コンサルティングが全国に広がる理由

2月16日のNHK-BS1スペシャルで「地方には磨けば光る企業がまだある」が放送され、f-Biz(富士市産業支援センター)が主導する全国(釧路、福山、邑南、天草、壱岐)でのコンサルティングの取組みが紹介されました。 カリスマ企業コンサルタントの小出宗昭氏…

「ゆるやかな起業家」は満足度が高い

2月4日に発表された日本政策金融公庫の調査結果では、「ゆるやかな起業家は、仕事のやりがい・私生活ともに満足度が高い」と述べられています(日本政策金融公庫総合研究所「2018年度起業と起業意識に関する調査(特別調査)」)。 同調査では、収入の多寡に…

どっこい生きてる? 隠れ自営業467万

中小企業庁の発表では小規模事業者の数が大きく減り続けているといわれています(「事業承継ガイドライン」および中小企業庁HP)。1999年には423万者あったものが年々減り続けて、2016年には305万者と、17年で118万者も減少しています。特に足元の2014~2016…

「起業しない理由」にみる正しい創業支援のあり方

1月17日、日本政策金融公庫総合研究所の「起業と起業意識に関する調査」結果が発表されました。それによると、起業に関心がありながら起業しない人々に理由を聞いたところ、1位は「自己資金が不足している」、2位は「失敗した時のリスクが大きい」でした。こ…

リアル下町ロケットが春日井で講演

1月16日、春日井市で新春経済講演会「思うは招く~夢があればなんでもできる~」が開催されました。春日井商工会議所の主催、春日井市の共催によるもので、講師は(株)植松電機社長の植松努さんです。 北海道赤平市で従業員20名の町工場で自家製ロケット(カ…

f-Bizと日本公庫がコラボ講演会を開催(いわき市)

1月8日、福島県のいわき産業創造館で、「日本政策金融公庫創立10周年記念セミナー in いわき」が開催され、f-Bizの小出宗昭センター長の講演「強みを磨き、事業をつなぐ」が行われました。日本一のカリスマ企業支援家が、地方の小規模企業が強みを見つけ出し…

ファンタジーあふれるまち「メルヘンシティ長久手」

愛知県の長久手市は、名古屋市と豊田市の間にあり、人口が伸び続けている全国でも珍しい市です。若者の比率が高く「日本一若いまち」とも呼ばれています。この長久手市には、2022年にジブリパークが開業することとなっており、さらに話題を呼んでいます。 ジ…