瀬戸市で四者連携による事業承継セミナー開催(OKa-Biz協力)

 本日、瀬戸市瀬戸蔵で、事業承継セミナーが開催されました。主催は瀬戸市地域産業振興会議、実施機関は昨年11月に四者連携協定を結んだ瀬戸市瀬戸商工会議所瀬戸信用金庫日本政策金融公庫(瀬戸地域事業承継プラットフォーム)です。
 メインの講演は、OKa-Biz高橋康友コーディネーターによる「後継者の確保・育成を成功させる大切なポイント」でした。後継者の選出方法、親族内承継・従業員承継・第三者に引き継ぐ場合の留意点、後継者に何をどう伝えるか、後継者の教育方法、伴走期間の設定、といったテーマについてわかりやすく語られました。
 その後、日本政策金融公庫の融資課長による事業承継融資制度の案内と「事業の未来を描くための つなぐノート」の活用法の講演が行われました。「つなぐノート」は、事業承継の進め方を整理するために使うノートで、既に全国で14万部発行されている人気の資料です。
 参加した30人の中小企業経営者はみなさん熱心に聞き入り、事業承継への関心の高さがうかがえました。
 事業承継は今や全国的な課題ですが、瀬戸市においては市、商工会議所、信用金庫、公庫が連携して本格的に支援に取り組んでいます。すばらしい成果が上がることが期待されます。