北海道のスタートアップ支援が本気だとわかる連携協定

 全国各地でブームになりつつあるスタートアップ支援ですが、北海道でも行政機関、金融機関、学術機関が連携する動きが現れています。

 昨年3月15日、北海道が日本政策金融公庫と包括連携協定を結びました。

 今年3月14日、室蘭工業大学が公庫とスタートアップ企業創出を目的とする協定を結びました。22日には、北海道国立大学機構が公庫と北洋銀行、ほくほくフィナンシャルグループと包括連携協定を結びました。

 北海道の行政機関、金融機関、大学が公庫と連携協定を結んで目指すものはスタートアップ創出です。道内にはロケット打ち上げに力を入れる企業やIT企業など、急成長する可能性のある企業がたくさんあります。それを実現させるために、資金面と知識面で強力にバックアップできる公庫と大学が連携することになりました。

 公庫は、創業・スタートアップ支援に70年以上の業歴と実績を持つ政府系金融機関です。大学とタッグを組んでスタートアップ支援に力を入れれば、道内からユニコーン企業が生まれることも夢ではありません。

 北海道がスタートアップの集積地になる日が来ることを期待しています。