2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

商工会議所に導入されるf-Bizのノウハウ

小出宗昭氏がセンター長を務めるf-Biz(富士市産業支援センター)は、「結果を出す支援」を目的として、ほめて伸ばすコンサルティングと、地域の企業同士を結び付けるマッチングで、地域の小企業の売上増進に貢献しています。その評判が広がり、熱海市が熱海…

吟醸酒で世界市場に挑む日本酒メーカー(名古屋市)

さまざまな市場が縮小する国内では、日本酒の売れ行きも年々右肩下がりです。そんな中で、海外に販路を拡大して伸びている酒蔵があります。吟醸酒「醸し人久平次」を造る(株)萬乗醸造(名古屋市)です(中日新聞社経済部編『元気のタネ がんばる東海の企業』…

社長がブレずに決断する方法(by小山昇)

社長の仕事は「正しくなくてもいいから、早く決定すること」だと小山昇氏は言います(小山昇著『強い会社の教科書』ダイヤモンド社)。その決定の仕方について、ブレずに行うにはどうしたらよいか。小山氏は含蓄に富んだ次のようなことを述べています。 経営…

5年で売上2倍の経営計画が成長の原動力(by小山昇)

社長であり経営コンサルタントでもある小山昇氏が経営支援先企業向けに開催する「経営計画書作成合宿」では、参加する社長に「5年で売上を2倍にする長期計画」を立ててもらうそうです。この趣旨は、今と同じやり方では会社は成長しないことに気付いてもらう…

産業構造の変化に立ち向かう会社が生き残る(by小山昇)

「最大の敵は時代です。敵を知らずに世の中は製造業で動いていると信じているならば、時代という敵にかなうわけがない。産業構造の変化に立ち向かった会社だけが勝ち残り、そうでない会社は淘汰される」とカリスマ経営コンサルタントの小山昇氏は言います(…

屋根工事業者が開発したイクメン用ベビーカー(岐阜市)

(株)高橋製瓦は岐阜市で1954年から続く屋根工事業者です。その三代目、高橋陽一社長が異分野進出のためにベビーカーを開発しました(中日新聞社経済部編『元気のタネ がんばる東海の企業』中日新聞社)。 開発のきっかけは、子供ができて自分も育児を始めた…

アフターサービスで躍進する「まちのでんきやさん」(岐阜県)

大型量販店に押されて小規模な電器店は苦戦続きという常識を覆した電器店が岐阜県の養老町にある(株)西脇電器です。設立は1954年。1983年から二代目の西脇武美社長が経営していますが、2005〜2010年に売上を倍増させました(中日新聞社経済部編『元気のタネ …

戦略ストーリーの骨法(by楠木建)

楠木建教授(一橋大学)は、戦略ストーリーの原理原則を骨法10カ条としてまとめています(楠木建『ストーリーとしての競争戦略』東洋経済新報社)。 その1 エンディングから考える その2 「普通の人々」の本性を直視する その3 悲観主義で論理を詰める そ…

優れた戦略ストーリーは賢者の盲点を衝く(by楠木建)

戦略ストーリーにはクリティカル・コア(中核的要素)があり、それは一石で何鳥にもなる打ち手であると同時に、一見して非合理に見える打ち手である、と楠木教授(一橋大学)は言います(楠木建『ストーリーとしての競争戦略』東洋経済新報社)。 スターバッ…