2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

若者の早期離職を防ぐ米子市の戦略

鳥取県では、就職したばかりの若者の早期離職が問題になっているそうです。がんばって就活して、せっかく就職できたのに、職場で長続きしない。残念なことです。 何が原因かというと、企業側に人材育成の態勢が十分に備わっていないことも考えられますが、そ…

米子市はなぜ人口を維持できるのか

山陰地方の市で唯一人口を維持している奇跡の市、米子市。なぜ人口を維持できるのでしょうか。 同じ山陰地方の村では日吉津村が人口を維持して奇跡の村と呼ばれています。これは4.2キロ平米の村の中に、王子製紙とイオンモールといった大企業が立地している…

地方創生で輝きを増す氷温技術(米子市)

10月21日(水)、米子コンベンションセンターで「氷温フェスタ2015 第31回氷温研究全国大会」が開催されました。会場には全国から160名の氷温技術関係者が集まり、氷温技術の活用事例の発表会と展示会が行われました。 氷温技術は、零度から氷結点までの温度域…

米子市は既に地方創生に成功している!?

今年は地方創生のかけ声のもと、各市町村で地方版総合戦略の策定が進められています。その内容は、2040年と2060年の人口目標を定めて、その目標を達成するための各種施策を立てることです。 目標といっても、前提となるのは人口減少ですから、減少幅をどの程…

地方創生で注目される米子市の凄さ

米子市が策定した『米子がいな創生総合戦略』(素案)を読むと、米子市の凄さがあらためてわかります。 米子市は山陰の拠点都市であり、暮らしやすさ全国一のコンパクトシティであることが示されています。自転車で生活できるくらいコンパクトにまとまった都…

走り出した『サイクルシティ米子』

米子市は、地方版総合戦略にあたる『米子がいな創生総合戦略』の中では、自転車を活用したまちづくりについても触れています。生活コストを抑制したコンパクトなまちを実現するには自転車の活用が欠かせないからです。早速それに呼応した動きが出てきました…

『ヨナゴがい〜な戦略』の隠された意味

米子市が作成した地方創生総合戦略『米子がいな創生総合戦略』というネーミングには3つの意味が含まれていると思います。 1つ目は、キャッチフレーズにあるとおり、「ヨナゴがい〜な」と言われ、みんなから選ばれるまちでありたいという想いです。 2つ目は、…

『ヨナゴがい〜な戦略』パブコメ募集中

鳥取県米子市が地方創生総合戦略(素案)を策定し、パブリックコメントの募集を開始しました(募集期間は10月2日〜21日)。 戦略の名称は『米子がいな創生総合戦略』で、キャッチフレーズは「ヨナゴがい〜な! みんなに選ばれるまち みんなの米子のがいな創…

日南町が目指す「コンパクト・ヴィレッジ構想」

鳥取県西部にある日南町は、県内で真っ先に地方版総合戦略を発表しました(8月21日)。「創造的過疎のまちへの挑戦」と題し、農産品における日南ブランドの確立、木材の需要拡大、農林業従事者の育成、移住者の住宅整備、24時間保育の設置などに取り組むとし…