拡大する高校向け出前授業

 高校生向けの起業家教育の一環として、日本政策金融公庫は毎年、高校に出張授業に行き、起業のアイデア発想法やビジネスプランシートの書き方を教えています。この取組みは創業支援センターの職員が行っていましたが、年々強まるニーズに対応するため、支店の職員も参加するようになってきました。そして今年は、支店職員だけで出張授業に対応するケースも出てきました。

 4月20日の伊勢新聞の報道ですが、19日に公庫津支店の若手職員が津西高校で出張授業を行いました。2年生12人を相手にビジネスアイデアの発想法について講義をしたそうです。アイデアの発想法は教えることが難しい部分ですが、年間2万5千人以上の創業者を支援している公庫ならではの知見を活かして実践的な講義ができたようです。

 この出張授業は9月まで4回行われるそうですが、実りあるものになるでしょう。