せっかく創業したのに事業がうまくいかない。そうした残念な事態に陥る創業者は少なくありません。創業支援機関の方に話をうかがうと、経営者としての資質が欠けていたといわれるケースがほとんどです。企業は人なり、経営も人なり。結局は、経営者の能力が決め手になるということなのでしょう。
日本政策金融公庫(米子支店)では、起業家度チェックシートを相談者にお渡しして、経営者の資質をセルフチェックしてもらっています。チェックポイントは、目的意識、事業経営の知識、人脈構築力、アイデア発想力、資金管理能力です。これらを書き出してもらい、どれだけ資質が備わっているかを見える化してもらいます。
創業は、始めたら簡単には降りられません。事前にどれだけ準備が整っているかを確認することは非常に重要です。経営者の資質が備わっているかを確認することも重要でしょう。