2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中小企業の廃業を前向きに捉えるパラダイムシフト

「企業の廃業は地域の活力を削ぐため望ましくない」というのが、これまでの常識でした。その常識が変わろうとしています。 華々しい企業再生の実績で知られる冨山和彦氏は「我が国の中堅・中小企業の数が多すぎ、過当競争になっている、これを脱却するべく会…

地方が再生するカギは金融機関による伴走型支援サービス(by冨山和彦)

地方がコロナショックを乗り越えて再生するには企業の活性化が必要です。企業再生の第一人者である冨山和彦氏は「地方企業の潜在力を顕在化させるカギは地域金融機関が握っている。伴走型支援サービスを担えるからである」といいます(冨山和彦『コーポレー…

実質無利子融資の利子補給を受けるには

コロナショックで苦境に立つ中小企業・個人事業者を支援する目的で、3月に政府系金融機関が、5月に民間金融機関が始めた実質無利子・無担保融資ですが、無利子とするためには利子補給を受ける手続きが必要です。 政府系金融機関の実質無利子融資の場合、融資…

コロナショック下で企業の生死を分けるもの(by冨山和彦)

JALやパイオニアなどの企業再生を行ってきた冨山和彦氏は、経済危機において企業の生死を分けるものは、手元流動性の潤沢さ、金融機関との信頼関係、稼ぐ力と自己資本の厚みであると言います(冨山和彦『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』)…