2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『米国でも開廃業率が逆転』の教訓

米国で開業率が低下し、2009年から廃業率を下回ったと報道されました(8月5日THE WALL STREET JOURNAL)。日本に続いて「米国よ、お前もか」という状況です。市場原理を尊重する新自由主義の国・米国でも開業率が廃業率を下回るというのは、深刻です。日本で…

創業と創業支援の意義

当たり前と思われてあまり語られることがありませんが、創業は重要です。新しい価値を生み出すことで、地域に新たな需要と雇用を生み出します。それによって地域が活性化します。創業は、地域が活性化するための必要条件ともいえるでしょう。 政策的に創業を…

中小企業庁が創業スクールを開講

19日、中小企業庁が、8月〜1月に創業スクールを全国で開講すると発表しました。 新たに創業を予定している方、創業に再チャレンジする方を対象に、経営、マーケティング、会計、税務等のカリキュラムを用意し、創業に必要な知識・ノウハウの習得や、ビジネス…

『健康産業都市・米子』

経済産業省が、地域活性化策として健康産業の育成に力を入れると報道されました(8月19日の日本海新聞)。スポーツクラブなどでの運動指導、健康食の提供、簡易な健康診断サービスといった、病気を予防するサービスや商品を提供する事業を育成するとのことで…

小企業支援は起業家教育から

小企業支援の第一歩は、起業家教育だと思います。地域の小中学校で、起業家が社会で果たす役割をしっかりと教え、将来の起業家候補とその支援者を育てる。こうした仕掛けが整うことで、学校を出てからも地域に残り、地域を元気にする新しい事業を始めたいと…

小企業支援で最も重要なもの

小規模企業振興基本法が制定されたことから、小企業支援のための様々な動きが活発化しています。そのほとんどは、補助金、融資、コンサルティングなどですが、こうした直接的な支援以上に重要なことがあると思います。それは、小企業が地域にとってなくては…

小企業支援の条例を制定する運動開始

全国商工会連合会が地方自治体に対して小規模企業振興条例の制定を求める運動を始めるとのニュースが、J-net21で紹介されました(8月4日、日刊工業新聞提供)。 6月20日に小規模企業振興基本法が成立したことを受けて、国が5カ年計画を立てて小規模企業の支…

鬼太郎のまちで山陰最大級の商談会開催

10月16日(木)に、鬼太郎のまち境港市の夢みなとタワーで「中海・宍道湖・大山圏域ものづくり連携事業ビジネスマッチング商談会・交流会」が開催されます。 中海、宍道湖、大山周辺の市町村にある企業が参加する、山陰で最大級の商談会です。食品製造業をはじ…

起業家に求められるアイデア発想力

まだ顕在化していない地域のニーズをすくい取り、それに応えるアイデアを発想することが、これからの起業家に求められています。斬新なアイデアをひねり出すには、若者の力を借りるのが一番でしょう。 日本政策金融公庫では、昨年から高校生ビジネスプラン・…