2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

女性が活躍する小説で地域おこし(鳥取県江府町)

観光客を呼び込むには、地域にストーリーが必要といわれますが、小説を出版してそのストーリーを観光資源にしようという取組みが鳥取県江府町で始まります。 江府町が、米子市在住の作家松本薫さんに依頼し、江府町の伝統行事「江尾十七夜」を題材にして、戦…

農業高校生のアスファルト舗装体験授業(鳥取県倉吉市)

社会勉強の一環として、高校生が企業の仕事を体験する授業が全国で行われていますが、鳥取県内でも活発に取り組まれています。座学ではなく、実習形式で行われる本格的なものです。 最近報道されたものですと、倉吉農業高校の生徒11人が地元の建設業者を講師…

耕作放棄地を活用した観光農園が話題に(鳥取県江府町)

6月17日に発表された中小企業庁調査室編『地域課題を解決する中小企業・NPO法人』の中で、鳥取県江府町の(株)かわばたが紹介されています(No.75)。同社は、耕作放棄地を含む10haにブルーベリー17,000本を植え、ブルーベリーの生産販売やレストランを併設し…

米子市に眠る年間60億円以上の創生資金

地方創生は、1988〜1989年に行われた「ふるさと創生事業」に名称が似ていますが、明らかに違う点があります。予算がさほどないことです。「ふるさと創生事業」は、地域振興の名目で各市町村に1億円を交付しました。しかし、今回の地方創生は、そんな予算があ…

米子市がサイクルシティになるために

米子市をサイクルシティ(自転車文化都市)にするためには、何をしたらよいでしょうか。 まず市がサイクルシティ米子をまちづくりのビジョンに掲げます。自動車の利用率を下げ、自転車利用を進めることで生活コストがどれだけ削減され、豊かな生活が可能にな…

米子市をソフトランディングさせるビジョン

地方創生で市町村ごとに総合戦略を策定する動きが進んでいます。施策を考えるうえで注意すべきは、お金をあまりかけずにすむこと、続けられるものであることでしょう。地方創生の真意は、人口減少時代に即した地域づくりです。経済・社会が縮小する中で幸福…

米子市に求められる生活充実都市への方法論

まちづくりのビジョンとして生活充実都市の実現を掲げる米子市ですが、そこで必要となるのが具体的な方法論です。どのようにして生活を充実させるのか。生活が充実するとはどういうことなのか。人口減少時代を迎えて、人口15万人都市の米子市でさえ、2040年…

山陰にもあった「奇跡の村」(鳥取県日吉津村)

鳥取県西伯郡にある日吉津村が、週刊誌の女性自身に「人口が増える奇跡の村」と紹介されていたそうです(日吉津村・行政懇談会資料)。増田寛也編著『地方消滅』でも、日吉津村は、2010〜2040年の若年女性の人口増加率全国7位で、山陰で唯一人口が増加する自…