米子市をサイクルシティ(自転車文化都市)にするためには、何をしたらよいでしょうか。
まず市がサイクルシティ米子をまちづくりのビジョンに掲げます。自動車の利用率を下げ、自転車利用を進めることで生活コストがどれだけ削減され、豊かな生活が可能になるかの試算を示します。自転車の利用率を特に高める中心地を定めて、コンパクトシティの実現も目指します。市内の高校・中学校・小学校の授業で、サイクルシティのまちづくりビジョンを教えて、自転車利用の大切さを子供たちにも理解してもらいます。
次に、サイクルシティとなるためのインフラ整備を行います。自転車利用者を優遇するよう条例を定め、自転車道や駐輪場を整備し、自動車の交通規制も局所的に行います(市の中心地は、バス・タクシー以外の利用を制限する、自動車の一人乗りを制限するなど)。
そして、自転車関連ビジネスの創業支援を行います。トライアスロン・スクール、自転車メール便、ベロタクシー、自転車保険、貸駐輪場、レンタサイクル、中古自転車販売などを行う事業者を経営・金融支援します。市外・県外から、自転車に関わることで生計を立てたいという若者や女性を呼び込みます。
米子市を元気にするサイクルシティ構想。米子元気ビジョンとして、地方創生に役立つよう願います。