2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

移住促進の前に必要な地元若者への動機づけ

2月19日にNHK鳥取放送局の特別番組BRAINSで、平井知事とIJUターン者たちとの討論が行われました。その中で紹介されたデータが、若者が大学進学後に故郷に戻らない割合です。鳥取県は78.6%で全国ワースト1ということでした(文部科学省「学校基本調査」、…

若者の起業意識が低い「なるほど」の理由

世界69ヵ国を調べて比較した起業意識調査「グローバル・アントレプレナーシップ・モニター調査」では、我が国の起業意識が際立って低いと指摘されています。なぜこうなるのか。若者の起業意識が低いからだとは言われていましたが、その理由がよくわかってい…

高校1年生に融資課長体験を出前授業(米子市)

2月18日、米子市の米子高等学校で、1年生全員を対象にして融資課長の体験をしてもらう社会教育の授業「君も融資課長だ! 融資稟議書を書いてみよう」が行われました。講師は日本政策金融公庫米子支店の支店長と融資課長です。 米子駅前でケーキショップを開…

高島屋にカフェ&カラオケという「がいなサプライズ」(米子市)

昨年11月、米子市の高島屋の1階に「カフェ&カラオケ カーニバル」がオープンしました。店主は地元ラジオのパーソナリティーを務めていた山本武さんです。 高島屋のなじみ客である女性層を取り込んで、大いに盛り上がっています。高島屋でカラオケというのは…

誤解のないようにしたい生産性の議論

政府が作成した「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2015改訂版)」(平成27年12月24日閣議決定)では、「生産性の向上」という言葉が繰り返し用いられています。人口減少時代でも経済成長を維持するために生産性の向上が不可欠との認識からですが、誤解のな…

介護ベッド準備率が中国5県で一番の米子市

地方創生で全国の自治体の担当者が、人を呼び込む工夫を考え、頭をひねっています。都市部の若者たちを呼び込みたいのが本音でしょうが、高齢者を呼び込むことも選択肢の一つでしょう。国が提唱する日本版CCRCも、高齢者を呼び込むための一つの手法です…

空き家を活用したコミュニティビジネスの創出(米子市)

本日、米子市糀町に「わだや小路(しょうじ)」がオープンしました。築140年以上の歴史を持つ2階建ての町家を改装した交流スペースです。ゲストハウス、レンタルスペース、オフィススペースを備えており、カフェや介護相談、認知症サポーター養成講座、笑い…

地方創生は労働条件の向上から(by日本銀行鳥取事務所)

昨日(2月2日)米子市立図書館で、米子市が主催する米子市地方創生講演会「山陰・米子経済圏の創生に向けて」が催されました。講師は日本銀行の大山陽久鳥取事務所長です。 大山所長が、米子市の地方創生の方向性について、人口や生産性の統計を用いてわかり…