2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

社会を生き抜く力を育てる高校(米子市)

1月21日、米子市文化ホールで、米子高等学校の学習成果発表会が行われました。1年生がキャリア・プランニング、2年生がプレテーマ学習、3年生がテーマ学習の発表を行いました。1年生で将来なりたい目標を定め、2年生でテーマ研究の手法を学び、3年生で地域の…

「東京圏は成長率で鳥取・島根圏より劣化する」(by松谷明彦)

「地域別一人当たり県内総生産増減率を推定すると、東京圏は2030年以降、鳥取・島根圏を下回る」と松谷明彦政策研究大学院大学名誉教授は言います(松谷明彦『東京劣化 地方以上に劇的な首都の人口問題』PHP研究所)。 地域の経済成長率を意味する県内総…

『東京劣化』(by松谷明彦)

人口減少研究の第一人者といわれる松谷明彦政策研究大学院大学名誉教授は、「東京は、2020年代後半には、全国的な少子化で流入する若者が激減する一方、これまで大量に流入した若者が歳を取り高齢者が急増して、都市の劣化が起こる。地方は、若者の流出を抑…

ホワイトカラーの生産性を上げるには

マッキンゼー出身のコンサルタントである伊賀泰代さんや各方面からも指摘されていることですが、日本のホワイトカラーの生産性は低いと思います。これは一つにはホワイトカラーの生産性が捉えにくいからでしょう。 生産性は、「アウトプット÷インプット」で…

長時間労働を正す生産性向上(by伊賀泰代)

「長時間労働を是正するために働き方改革が言われているが、その実現のためには生産性を向上させなければならない」と、マッキンゼー出身のキャリア形成コンサルタント伊賀泰代さんは言います(伊賀泰代『生産性−マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』…

これからは「縮充」の時代(by山崎亮)

「これからの日本は、縮みながら充実させて、質感が良く暖かい地域社会をつくる時代に入っていくのではないか」と、コミュニティデザイナーの山崎亮さんは言います(山崎亮『縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少時代の希望』PHP研究所)。 人口減少時代…

『校長先生、企業を救う』(by長野雅弘)

校長時代に4つの学校を再生し、3つの会社のV字回復に貢献した長野雅弘氏(聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校元校長。2016年3月に退任)は、一見違うように見える学校と企業は、組織の構造からみれば同じものであり、再生の手法も同じだといいます(…

事業承継の壁を破る支援方法

事業承継支援が政策課題として最重要だという声が各所で聞かれます。高齢化による廃業が進むことで地域の衰退が著しいため、廃業を阻止する目的で事業承継を進めるべきとの議論が出ているのです。しかしこれは逆立ちした議論です。 そもそも承継するに足る事…