社会勉強の一環として、高校生が企業の仕事を体験する授業が全国で行われていますが、鳥取県内でも活発に取り組まれています。座学ではなく、実習形式で行われる本格的なものです。
最近報道されたものですと、倉吉農業高校の生徒11人が地元の建設業者を講師として、校内でアスファルト舗装工事の授業を体験しました(6月19日の日本海新聞)。
地域環境コース「農業土木設計」を学ぶ生徒が、(株)井木組(琴浦町)の社員から、パワーショベルによる路盤の掘削、再生コンクリートの敷設などを教わりました。この授業は、県の建設業魅力発信事業費補助金を活用して実施されたものです。
地域の企業の営みを学校教育の中で体験する、貴重な取組みであったと思います。こうした取組が積み重なることで、若者たちの郷土愛が育まれていくことを期待しています。