リアル下町ロケットが春日井で講演

 1月16日、春日井市で新春経済講演会「思うは招く~夢があればなんでもできる~」が開催されました。春日井商工会議所の主催、春日井市の共催によるもので、講師は(株)植松電機社長の植松努さんです。
 北海道赤平市で従業員20名の町工場で自家製ロケット(カムイ型ハイブリッドロケット)や人工衛星や農業用機械を開発し、リアル下町ロケットと称される植松社長のお話は、夢をあきらめずにがんばることの大切さを伝える感動的なものでした。「どうせ無理」という言葉をやめて「だったらこうしてみたら」という言葉を世の中に広げようとする情熱がひしひしと伝わるすばらしい講演でした。
 定員200名のところを300名近くが聴講に訪れ大盛況となり、講演後も熱気が冷めませんでした。ものづくり王国愛知で、新年からものづくり魂に火をつける講演が行われたことは非常に有意義でした。
 講演の内容には、植松社長のご著書『NASAより宇宙に近い町工場』ディスカヴァー・トゥエンティワン)などでも触れることができます。多くの人にお読みいただき、挑戦する勇気を手に入れてほしいと思います。