SDGsが刺さる「かすがいビジネスフォーラム2019」

 11月15、16日、春日井市の総合体育館で尾張地区最大級の商工展「かすがいビジネスフォーラム」(主催:春日井商工会議所)が開催され、112企業が出展しました。
 今年で13回目となるイベントですが、今年初めての試みとして出展企業ごとにSDGsの表示が行われました。春日井市を持続可能な地域とするためにそれぞれの企業がどれだけがんばっているかが伝わるよう、各ブースに、企業が目標とするSDGsのターゲットが3つずつ表示されたのです。
 表示された目標を中部大学の羽後ゼミが集計したところ、企業が目指す目標の上位3位は「8 働きがいも経済成長も」「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「3 すべての人に健康と福祉を」でした。生産性、イノベーション、健康という現代のキーワードを反映したものでしょう。
 今年のフォーラムは「企業は地域の持続可能性に貢献しなければならない」という社会的要請を強く感じるイベントでした。地元の高校生も社会学習の一環として会場を訪れ、各ブースで企業の取組みを熱心にヒアリングしてメモしていました。彼、彼女たちがSDGs達成の意識を高めて、地元のためにがんばってくれる日がくることを期待しています。

 「日本一刺さるまち」(さぼてんの生産量日本一)は、SDGsも刺さりました。