時代を変えるニュービジネスを生み出しても、理解されずに利用が進まないということはよくあります。そんな時は、連携することで突破口が見出せます。
鳥取県米子市で保険外介護サービスを行う「わたしの看護婦さん」(N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社)が、鳥取銀行と業務協定を結びました。銀行の顧客網を活かして、同社の高齢者向け各種支援サービス(病院・外出付き添いサービス、訪問サービス、電話訪問サービス、看取りサービス)を周知して、利用を広げようというものです。
一人暮らしのお年寄りが増える今、元看護士で組織された「わたしの看護婦さん」が提供するサービスは大きな潜在ニーズがあります。ですが、一人ひとりのお年寄りへの周知は難しいところがありました。今回の鳥取銀行との連携は、同社の取組みを広めるきっかけになるでしょう。
高齢者向けニュービジネスと金融機関の連携がすばらしい成果を上げて、地域を元気にすることを期待しています。