2月7日、米子市にある米子高等学校で、ビジネスアイデア発想法の出前授業が行われました。主催は米子高等学校、米子市、日本政策金融公庫米子支店、後援は鳥取県、鳥取県信用保証協会、米子商工会議所、鳥取県西部商工会産業支援センター、山陰合同銀行、鳥取銀行、米子信用金庫です。講師は日本政策金融公庫の米子支店長と広島創業支援センター所長が務めました。
授業では、米子市が暮らしやすさ日本一で稼ぐ力も大きく求人倍率が東京以上ということが紹介され、その米子市をいっそう元気にするためのビジネスアイデアの考え方が紹介されました。よいアイデアかどうかをみるチェックポイントとして「ニーズをつかんでいるか」「お金になるか」「差別化できているか」が大事と強調されました。
差別化が重要という指摘は、規則に従うこと、優等生の言動を見習うことを教わっている生徒には、新鮮な刺激になったでしょう。アイデア考案の中で、人との違いを出せることが評価を高めるというのは、貴重な学びだったと思います。
今回の授業を受けた2年生は、新年度、テーマ研究として、米子市の中心市街地をフィールドワークし、活性化策を提言することになります。オリジナリティあふれるアイデアが提言されることを期待しています。