「子どもたち、大山名物を創り出せ!」大作戦(米子市)

 11月23日、鳥取県米子市で、小学4・5・6年生向け「創業チャレンジ 商品開発体験セミナー」が開催されます。平成30年に開山1300年を迎える大山にちなんだ商品を開発するプロセスを体験授業で学んでもらおうという企画です。
 米子商工会議所が主催し、鳥取県西部の9市町村(米子市境港市、日吉津村、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町)、日本政策金融公庫、鳥取県信用保証協会、境港商工会議所鳥取県西部商工会産業支援センターの共催で行う子ども向けの起業家教育プログラムですが、これほど広域を網羅して行うのは全国屈指でしょう(昨年度もジュニア世代 創業チャレンジセミナーとして開催され、大変な盛況でした。今年は2回目です)。
 子どもたちに地域の良さに目を向けてもらうだけでなく、チームを組んで地域の良さを生み出してもらおうというこの企画。文部科学省が導入の仕方に悩んでいるアクティブラーニングの理想形だと思います。地域愛+創造性+協調性が一度に身に付くという、考え抜かれたすばらしい取組みだからです。こうした取組みを地道に継続することが、地方創生の結果を出すことにつながります。
 地域の未来を担う元気な子どもたちにたくさん参加してほしいと思います。