連携すれば化学反応が起きる(by小出宗昭)

 企業と企業が連携することで無限の可能性が広がることがある、と小出宗昭富士市産業支援センター長は言います(小出宗昭著『小出流ビジネスコンサルティング』近代セールス社)。
 小出センター長は、静岡市スポーツ栄養士と老舗の弁当屋が連携してスポーツ弁当を開発し、国体で売り出して大ヒットした事例を上げます。連携のポイントとしては、双方にメリットがあって相乗効果が生まれることと、双方に新しい価値が生まれることだそうです。
 企業活動の本質は、新しい価値を生み出すことです。単独で難しい場合は、他の企業と連携して価値を生み出すことも必要でしょう。小企業はとかく自社だけで動きがちですが、他者との連携をしっかり視野に入れることが、変化の激しい時代で新しい価値を生み出し続けるコツではないでしょうか。