「超高校級」のビジネスプランが盛り上げる第10回大会

 今年で10回目を迎える日本政策金融公庫高校生ビジネスプラン・グランプリは、過去最高の4,996のプランの応募がありました。11月17日にベスト20が発表され、年明け1月8日の最終審査会に進むことになりました。

 若者の創業マインドの向上を目的としたこの大会は、年を追うごとに熱を帯び、取組みにも深みが出ています。それを感じられるのが、ベスト100に入った6つのプランです。プラン名と高校名は次のとおりです。

・「あせたさん」札幌開成中等教育学校・札幌啓北商業高等学校

・「ティーチングマッチ」札幌開成中等教育学校・北海道札幌国際情報高等学校・札幌啓北商業高等学校

・「Plus in!」金沢商業高等学校金沢学院大学附属高等学校・金沢泉丘高等学校

・「Wiping match」明星高等学校・N高等学校・桐蔭学園中等教育学校立命館守山高等学校常翔学園高等学校

・「TRYFAM」青翔開智高等学校同志社女性高等学校

・「日本資本主義の父ゆかりの井原市活性化プロジェクト」矢掛高等学校・就実高等学校

 これらは、異なる高校の生徒達が協力してビジネスプランを作成し、応募してきたものです。まさに「超高校級」の取組みです。高校生が学校の枠を超えてコラボし、新しいビジネスを生み出そうとする。大会の趣旨でもあるこうした常識を破るチャレンジが今後も続いていくことに期待します。