鳥取県にも『失敗から学ぶ』人がいた(米子市)

 銀行員70人の失敗談を集めた『失敗から学ぶ』(ニッキン)には、鳥取県米子市の銀行員も2人登場します。
 一人は入行1年目に融資契約の係を任されてモチベーションが下がっていたところを上司に一括され、顧客への提案営業に目覚めた鳥取銀行マン。事務屋になっていた自分に反省したことから復活しました。
 もう一人は、本店法人企画部に配属されたものの実績が出せず、若手のがんばりを見て迷いを断ち切り、営業の達人に生まれ変わった米子信金マン。若手の情熱的な営業に刺激を受けたことから復活しました。
 二人とも挫折から立ち直ってからの成長は目覚ましく、今や支店の指導的立場です。成功するか否かは、がんばり続けられるかどうか。鍵は、失敗を素直に受けとめることです。それができるとがんばる理由が生まれます。成功するまでがんばろうというモチベーションが高まります。
 人口最少県の鳥取県にも、こんなに熱い銀行マンがいます。元気の出る話だと思います。