鳥取県への移住者数が過去最高!!

 鳥取県が5月11日に発表したところでは、2016年度の鳥取県への移住者数は2,022人となり、過去最高を記録したそうです。前年度より70人増えました。10月に鳥取県中部地震が起きたにも関わらず、移住者数が前年度より増えたことは、鳥取県の魅力が全国に浸透してきた証ではないでしょうか。M6.6の大規模地震がきても死者が出ないという点が、「平和で安全な県」というイメージをより強固にしたのかもしれません。
 市町村別でみると、境港市への移住者数が倍増して目立っています。水木しげるロードのリニューアルや港湾・空港の整備が進み境港市は活気づいていますが、この活気が県外にも伝わっているようです。鳥取市倉吉市、岩美町などが暮らしやすさランキングで上位にランクインしたことも大いに影響しているでしょう。コナンのまち北栄町も移住者数が増えています。
 この調子で移住者数が増え続ければ、人口の社会減が社会増に転換し、話題となるでしょう。そして社会増が自然減を上回れば、人口減少に歯止めがかかります。鳥取県は、地方創生が最も成功する可能性が大きい県であることを県民のみなさんが信じて、さらに魅力発信に力を入れてほしいと思います。