阻害要因から考える起業促進策

 起業予備軍の人たちが起業を阻む要因として感じているのは「資金不足」「アイデア不足」「失敗への不安」であると、日本政策金融公庫『起業意識に関する調査』結果(1月9日発表)で報告されています。
 起業を促進するには、この逆を考えてみてはどうでしょうか。資金やアイデアを十分に備え、失敗のリスクを小さくするのです。これは、マイクロビジネスや小商いと呼ばれるような小さな事業を起こすことでクリアされる条件です。事業規模が小さければ必要な資金額も小さくて済みますし、失敗した時のリスクも小さく抑えられます。アイデアも、大げさに考える必要がないでしょう。
 小さなチャレンジから始めて経験値を積み上げていく。それを周りも応援する。この積み重ねが地域の起業を活性化させるのだと思います。