4月20日、名古屋市は、民間金融機関の関係者を集めて、中小企業を支援するための無利子融資制度の創設を発表しました。融資限度額は3千万円で無担保、金利は当初3年間が無利子、4年目から10年目までは1.2％となります。元金の据置は5年までできますが、さらに延長も可能とします。申込から融資まで1週間というスピード対応も行います。これらの特徴は、先行している政府系金融機関の制度よりも便利です。総額5千億円の融資で1万7千の中小企業を支援します。
河村市長は、この新制度を「ナゴヤ信長徳政プロジェクト」と名付け、日本一使いやすい制度融資として普及させる意向です。「ナゴヤで商売をやめんように。商売をやっている方、すべてを応援する」中小企業支援の強化で持続可能な地域づくりを目指す名古屋市の本気度が感じられます。
