「美魔女になれるまち」伯耆町

 鳥取県西部にある伯耆町(ほうきちょう)は、2005年に岸本町と溝口町が合併して誕生しました。その際に、由緒ある伯耆国(ほうきのくに)の名を取って伯耆町と名付けられました。
 米子市ベッドタウンとして発展し、逆さ大山が見える、蛸舞神事(たこまいしんじ)が催される、日本最古の鬼伝説がある、豊年盆踊り花火大会が開かれるなど、話題に事欠きませんが、一番の話題は、町名の伯耆でしょう。
 伯耆(ほうき)という言葉は、伯も耆も古いを意味する言葉だそうですが、伯耆そのものの意味はわかっていません。そこでこれを現代風に解釈してみます。人が白く老いる日と書いて伯耆ですから、美しく老いることを意味すると考えてはどうでしょうか。その町で老境まで暮らす者はみな美しくなる。伯耆町の高齢者の6割は女性ですから美魔女になる。
 「美魔女になれるまち」伯耆町。魔女とほうきは相性抜群です。最古の鬼伝説に最新の美魔女伝説を並べてみるのもよいと思います。