合併から10年で意気上がる伯耆町

 鳥取県西部にある伯耆町(ほうきちょう)は、2005年に岸本町と溝口町が合併して生まれた町です。人口1万人余りの町ですが、町おこしのいろいろな取組みがあり、注目されています。
〔日本一の起業支援家の協力で特産品開発〕
 町の特産品をつくろうと、カリスマ起業支援家の小出宗昭氏のアドバイスを基に、2010年に大山黒ぼくロール(別名『お役所仕事』)というロールケーキを開発しました。これは、小出氏のホームページ著作で紹介されています。よろず支援拠点の元祖となるf-Bizのセンター長を務める小出氏は、講演などでも伯耆町の取組を紹介しています。
〔全国の子供が参加するジュニア版トライアスロン
 鳥取県西部の夏のビッグイベント『皆生トライアスロン』のジュニア版である『ジュニアトライアスロン』も行っています。昨年は全国から小中学生234名の参加がありました。今年で20回目となる大会は、8月24日に開催されます。
〔5,000人が集まる盆踊り花火大会〕
 今年51回目を迎える『きしもと豊年盆踊り 花火大会』は、近い距離で打ち上げられる花火が見応え十分と評判で、6,000人もの見物客が訪れます。今年は8月15日に開催されます。商工会のバックアップによる地元企業の出店も予定しています。
 いろいろなアイデアで挑戦する伯耆町。これからもがんばってほしいと思います。