米子松蔭高校が日本公庫のビジコンで鳥取県初受賞

 創業支援機関の老舗である日本政策金融公庫は3年前から毎年、高校生ビジネスプラン・グランプリを開催しています。今年度は、全国の高校から2,333ものプランの応募がありました。その中で、米子松蔭高校のビジネス研究部が作成したプランがベスト20に入り、セミファイナル賞を受賞することになりました。鳥取県の高校では初の受賞です。
 少子化が進む地方で目立つ廃校を、平日はお年寄りに開放して上手に老いるための老学校として活用してもらい、休日は、小学生を集めて就業体験の授業を受けてもらうというプランです。地域資源を活用して社会問題を解決する策として優れたアイデアであることが評価されました。
 米子松蔭高校の応募は、今年が初めてですが、初出場でいきなりベスト20に入るポテンシャルは底が知れません。鳥取県の人材の質の高さを表すものです。
 これからも、鳥取県から優れたビジネスプランが出てくることを期待しています。