『中心市街地活性化のツボ』(by長坂泰之)

 地方創生の流れの中で、あらためて注目されているのが中心市街地の活性化です。人口減少が進む中でコンパクトシティ化を推し進めることは時代の必然ですが、それを牽引するのが中心市街地活性化でしょう。
 地域活性化伝道師の長坂泰之さんは、中心市街地活性化には7つのツボがあるといいます(長坂泰之『中心市街地活性化のツボ学芸出版社)。
 1「リーダーシップとタウンマネジメント」
 2「明確な方向性と戦略を持つ」
 3「地域の強みを徹底的に磨く」
 4「まちのファンを育てる/まちの役者を育てる」
 5「つながる/連携する/回遊する」
 6「イメージアップと情報発信を意識する」
 7「不動産所有者を巻き込む」
です。
 いずれも重要なツボですが、リーダーシップ、連携、イメージアップ、情報発信などは特に重要であると思います。地域のまちづくりのコンセプトをまとめ、わかりやすく全国に示していくには不可欠だからです。各地で7つのツボを押さえた、力強い取組が進められるよう期待しています。