アフターコロナの主役は小企業(成長戦略会議資料)

 3月17日の政府の成長戦略会議の基礎資料(P19)2020年版小規模企業白書のデータ(第2部第1章の第2-1-13図)が紹介されました。それによると、人口密度下位25%の市町村の住民に「地域課題の解決に当たり中心的な役割を担うことが期待される者」を問うたところ、「地域内の小規模事業者」との回答が37.8%と最も高かったそうです。

 ここでいう地域課題とは、主に「商店街や中心市街地等の衰退」「働き手の不足」です。人口密度の低い地域では、小企業が経済活性化と雇用に大きな役割を果たしているということでしょう。

 コロナショックで全国の地域が一様に疲弊する中、小企業に対する経済活性化や雇用創出の期待はこれまで以上に高まるでしょう。「アフターコロナの主役は小企業」という認識をみんなで共有してがんばりたいと思います。