地域活性化伝道師の長坂泰之さんは、タウンマネージャーの活躍がすばらしいということで、米子市の中心市街地活性化を評価しています(長坂泰之『中心市街地活性化のツボ』学芸出版社)。
2007年時点でゴーストタウン化していた米子市の中心商店街を、同年12月にタウンマネージャーとして赴任した杉谷第士郎さんが、「スピード感をもって取り組め!」「60点でもいい。とにかく進め!」「できることからスタートさせよう!」「多角的な情報発信に取組もう!」のスピリットで活性化を推し進めました。その結果、民間事業者主導で商店街の中に「にぎわいトライアングル」という活性化の拠点が生まれました。
優れたタウンマネージャーのリーダーシップが米子市の中心市街地に復活の種を蒔き、芽吹くところまでもたらしたということです。
今は、中心市街地活性化基本計画の第2期計画が承認に向けて動き出したところです。タウンマネージャーの志を受け継いだ活性化協議会のメンバーに、商店街復活の芽が大きく育つよう推し進めていただきたいと思います。