米子市のコミュニティ・メディアの明日は明るい(by林葉子)

 地域活性化には地域の情報の流通をよくすることが重要であり、そのためにコミュニティ・メディアが果たす役割は大きいと考えている人は多いと思います。しかし実際には、地域活性化を語れるレベルまで活躍しているコミュニティ・メディアは多くないようです。そんな中、独創的な取組みで全国から視察が相次ぐコミュニティ・メディアが米子市にあります。(株)中海テレビ放送です。その取組の詳細を記した著作『コミュニティ・メディアに明日はあるか』(今井出版)が刊行されました。著者は、同局のアナウンサーである林葉子さんです。
 コミュニティ・チャンネル、パブリック・アクセス・チャンネル、ビデオジャーナリズム、マスメディアとコミュニティ・メディアの連携で(株)中海テレビ放送は先駆的な活動を行っていると同書では述べています。
 「コミュニティ・メディアに明日はあるか」という問いは、「中海テレビ放送には明日はある」という答えを含んでいるようで、心強いかぎりです。