女性起業家が黒字を上げる割合は、起業後4年目で男性起業家を上回る。こんな結果が、日本政策金融公庫の新規開業実態調査で報告されています（12月24日）。
この結果からは、今の女性起業家は男性よりも優秀であり、経営に向いているように見えます。おそらく起業する女性の数がまだ少ないため、やる気と能力が相当に高い人が起業しているということでしょう。
また、女性起業家が黒字を上げる割合は当初は男性よりも低く、男性と肩を並べるのに3年かかっている点にも注意が必要です。女性の起業にはガラスの天井があり、3年程度の時間をかけないと男性並みに追いつけないのではないでしょうか。
女性起業家に対しては、起業の支援のみならず、起業後の支援も大切であると考えさせられる話です。
