売上や利益が上がらず、悩んでいる飲食店は多いと思います。どうしたら売上や利益が上がるのか。日本政策金融公庫が1,173の飲食店に調査した結果では、黒字化のポイントは「目標売上・利益を設定し、損益状況を定期的に把握する」「常に笑顔で接客し、現場の声を業務改善に反映させる仕組みをつくる」「新メニューを積極的に開発する」などでした(日本政策金融公庫『外食に関する消費者意識と飲食店の経営実態調査』)。
数字をしっかり管理し、新メニューの開発も怠らないということは重要なことですが、それ以上に基本となるのが「笑顔の接客」ではないでしょうか。経営不振が続くとなかなか笑顔になれません。しかし、笑顔の冴えない接客では、お客さまは満足してくださらないでしょう。売上増加はお客さまを満足させることが絶対条件ですが、その第一歩は笑顔によるラポールの構築からです。大切にすべき基本だと思います。