高校生に起業家教育を行っていこうという動きが活発化しています。日本政策金融公庫も、今年度、高校生ビジネスプラン・グランプリという取組を通じて、全国の高校と連携して高校生のビジネスプラン作成を支援してきました。1月11日に全国大会が開かれ、愛媛県宇和島水産高校がグランプリを受賞しました。アワビを低コストで養殖して道の駅で販売するプランが地域活性化や環境保全に役立つと評価されたそうです。
ビジネスプランを作成する作業は、社会の中での自分の位置づけを考える機会となり、積極的に社会と関わろうというモチベーションを高めることにもつながります。自ら考えて行動する起業家的な人材を養成する重要な教育プログラムです。こうした取組がぜひ広がってほしいと思います。