日本一熱いインターンシップ・フォーラム(岐阜市)

 本日、岐阜駅前の岐阜大学サテライトキャンパスで、NPO法人G−netのチャレンジフォーラム2013が開催されました。
 会場には、100名を超える大学生や大学教員、支援機関担当者、報道関係者などが詰めかけました。秋元代表による活動報告、ホンキ系インターンシップの体験者4名によるプレゼンテーション大会、経済産業省の室長代理、大学教授、企業経営者などによるパネルディスカッションが行われました。
 体験者のプレゼンテーションで印象深かったのは、瓦を造る会社に長期インターンシップで入った女性の「地味な仕事をコツコツとやることが最初は嫌だったが、それが周りの役に立っていることがわかってきたら、やる気が出た」というコメントでした。彼女は、引っ込み思案な性格でしたが、インターンシップを体験して、周りの役に立つ喜びを感じました。大学を卒業したら、この会社に就職して、インターンシップで取り組んでいた仕事の続きを行うそうです。
 仕事は本来、地味なものです。自己実現を目指したいという大望を持った若者たちが就職して社会の現実に触れると、あまりの地味さ、泥臭さに幻滅してしまうというのはよく聞く話です。しかし、その中に仕事の尊さが潜んでいるということを、大人たちはうまく教えることができません、。それがインターンシップを通じて伝えることができたというところに、ホンキ系インターンシップのすばらしさがあると思いました。
 G−netが行うような長期インターンシップは、国の後押しで全国的に広がる動きが出ています。そのモデルケースとして、これからもすばらしい事例をたくさん生み出してほしいと思います。