バスケの面白さを伝えて日本を元気にする女性起業家

  日本のアニメ映画「SLAM DUNK(スラムダンク)」が韓国や中国で大ヒットして現地の人々を元気にしていますが、日本国内でも、バスケの面白さを伝えて日本を元気にしたいという女性が活躍しています。東京オリンピック女子バスケットボール日本代表キャプテンの髙田真希さんです(日本政策金融公庫総合研究所『調査月報』No.175 P2-3「二つのキャリアから生まれる相乗効果」)。

 髙田さんは、今も(株)デンソーに勤務しながら、バスケットボールチームのデンソーアイリスの選手として試合に出ています。その髙田さんが、2020年に(株)TRUE HOPEを立ち上げました。「スポーツを通して、日本を明るく元気に」を企業理念として、スポーツ教室やイベントを開いてバスケットボールの普及活動をしています。

 「誰もやっていないことへの挑戦は勇気が要りますが、やらないままではすごくもったいない。今までバスケットボールしかしてこなかったので大変なこともたくさんありますが、無難に過ごしていく人生よりも、様々なことに挑戦して壁にぶつかりながら人生を楽しく豊かに過ごしていきたい」という髙田さん。その情熱が広がって、バスケ女子や起業女子が増えていくことを期待しています。