日本の学校教育に不足しているものは、チームワーク・失敗の乗り越え方・差別化を教えることです。
人口減少が進むこれからは、縮充を目指して節約と助け合いの精神が社会の基本理念となります。そうした社会を生き抜ける人材は、チームの中で巧みに振る舞い、挑戦して失敗を乗り越え、独自色を発揮して自分の立ち位置を確保する人です。これらができる人材が社会性ありと認識され、それなりの地位につくことができます。
受験対応に特化し、試験で良い点数を取ることのみに教育を集中させては同質化・画一化が進み、社会での立ち位置を確保できる人材は育ちません。
社会はいろいろな人がいて、いろいろなことを考えて、いろいろなことを行うことで成立するという基本原則を大人たちが再認識する必要があるでしょう。
人口最少県の鳥取県こそ、縮充のモデルとしてリーダーシップを発揮できると思います。