フェニックス不死鳥のまち(南部町)

 米子市の南に位置する南部町は、日本最大級の花のテーマパーク「とっとり花回廊」があるとともに、再生神話のまちとしても知られています。
 再生神話とは、大国主が赤い猪に見える焼けた岩につぶされて死んだあと、赤貝の神とハマグリの神の力で蘇ったという古事記に記されたエピソードのことです。大国主を焼きつぶした赤猪岩が祀られた赤猪岩神社南部町にあります。
 これだけ壮大な物語をもったまちですが、全国には思ったほど知られていません。南部町の名前を全国区にする仕掛けが必要だと思います。それはやはりキャッチコピーです。
 南部町という町名は、青森県山梨県京都府山口県にもあります。これらと差別化するように鳥取県南部町をアピールするキャッチコピーを考えてみます。ポイントは鳥と再生神話でしょう。再生する鳥、死んでも蘇る鳥。それは不死鳥フェニックスです。
 「フェニックス不死鳥のまち南部町」。
 アニメ科学忍者隊ガッチャマン(1972〜1974年)では、ガッチャマンたちがゴッドフェニックスという戦闘機に乗っていますが、ゴッドフェニックスを造ったのは南部博士です。神とフェニックスと南部は70年代アニメの中で繋がっています。
 再生神話を誇る鳥取県のまちとして、「フェニックス不死鳥のまち南部町」のキャッチコピーを広めてはどうでしょうか。