江府町は昨年6月、町の伝統を広く知ってもらうために小説「天の蛍」を発表しました。この小説をさらに広く知ってもらうために、このほど「5分で分かる！小説『天の蛍〜十七夜物語』」という紹介動画を作成しました。町のホームページに掲載されていますので、誰でもアクセスして視聴できます。
小説「天の蛍」には、踊り子と足軽が旅をしながら体験するさまざまなエピソードが盛り込まれています。戦乱の時代の江府町の人々の暮らしぶりがうかがえて興味深いのですが、「江尾十七夜」という500年以上続く夏祭りのもととなった、領主と領民の温かい絆を描いた部分が感動を誘います。悲しいエピソードも多いのですが、「くがあると幸せになる 江府く町」というとおり、苦しさの中にも幸せが垣間見える点にしみじみとしたものを感じます。
ぜひ多くの方に紹介動画をご覧いただき、小説も読んでいただきたいと思います。
