「日本一暮らしやすいまち米子市」(by米子市長)

 米子市長の野坂康夫さんが、市内の各所で催されている新年会で「米子市は、暮らしやすさ全国一」と元気にアピールしておられるようです。言い過ぎではと思われるかもしれませんが、暮らしやすさ全国一というのは本当のことです。
 米子市が昨年10月に策定した『米子がいな創生総合戦略』(P41)では、米子市が全国第1位の暮らしやすさであることが示されています。
 国(経済産業省)が作成した「地域の家計収支や暮らしやすさを貨幣価値で示す見える化システム」で計算すると、家族構成・年代・志向で分けた46分類のうち23分類で、暮らしやすさ指標が全国1位となっています。利便性を志向する夫婦のみ世帯では、全年代で暮らしやすさ第1位です。
 この暮らしやすさは、生活利便性(ショッピングセンターへの距離、飲食店の集積度、バス停までの距離、鉄道駅までの距離)、働きやすさ(通勤通学時間、求人倍率)、教育・子育て(小中学校までの距離、学校での子供に対する目の届きやすさ、大学までの距離、保育所の待機児童率)、医療・福祉(最寄りの病院または診療所までの距離、高度な救命措置が可能な救命救急センターまでの所要時間、老人福祉施設の在所率)、災害(今後30年間に震度6以上の揺れが発生する確率、津波避難対策地域の該当)、自然環境(周辺での緑(農地や森林)の多さ、空気のきれいさ、水のきれいさ、年間平均気温)、ライフスタイル(地域で採れた食材の入手のしやすさ、治安の良さ、地域の活動(まちづくり、町内会、PTA活動など)に関わる人の割合)を市町村ごとで貨幣価値に換算したものです。これらの指標でみると、米子市は暮らしやすさ全国一になるということです。
 実際に住んでいる人は暮らしやすさを実感しています。米子市は山陰の中心に位置しています。面積は132k㎡ですから、市内の移動は自転車でも十分です。逆に、車を使えば山陰のどこへでも行きやすい。大学病院や百貨店、飲食店が揃っており利便性も非常に高い。暮らしやすさ全国一というのは、客観的な指標からも、住民の生活実感からもいえることです。このことは全国の多くの方に知っていただきたいと思います。