6月24日、鳥取県を代表する女性起業家である福嶋登美子社長（ブリリアントアソシエイツ(株)）が、内閣府の平成27年度女性のチャレンジ賞を受賞されました。
受賞理由は、女性の視点から、地域視点を活かした観光と食をプロデュースしたことです。鳥取県産のビーツで色づけした「ピンクカレー」や「ピンク醤油」を開発し、古民家カフェで提供しています。電動アシスト付き三輪自転車による重要文化財の観光スポット回遊などのエコツーリズムも実現しました。
同社は、製造業のノウハウをサービス業に適用することで業務工程改革を行う企業として、2011年版中小企業白書（P253）でも紹介されました。レストランの売上を5年で2倍に拡大した手腕が評価されてのことです。
人口最小県でがんばる女性起業家が全国レベルで認められたことは、地方創生の時代におけるシンボリックなできごとだと思います。こうした女性起業家が次々と現れることを期待しています。
