予測不能の時代に不確実性をコントロールする思考法であるエフェクチュエーションには、リクルートも注目しています。
人材派遣サービスなどを行うリクルートは、多くの社員が独立して起業するため、定年まで勤める人は少ないと言われます。そんな同社は、高校生向けの起業家教育に力を入れており、高校生Ringというアントレプレナーシップ・プログラムを毎年、行っています。この特設サイトに、エフェクチュエーションについてのインタビュー記事が掲載されました。
3/5 変化が激しい時代の必修科目?起業家的アプローチ「エフェクチュエーション」に学ぶ
3/8 学生・若手社会人が最初の一歩を踏み出すための、エフェクチュエーション入門
話し手は、神戸大学の吉田満梨准教授です。10代・20代の若者が、アントレプレナーシップを身につけ、新しい価値を創造していくには、エフェクチュエーション的な思考が役に立つのではないかという問題意識で行われたインタビューです。その問題意識は正解でした。
吉田准教授によれば、エフェクチュエーションは、新しいことに挑戦する力として、現代を生きるすべての人が学んで損はないものだそうです。
エフェクチュエーション的な思考法を身に付けることで、不確実性をコントロールする力が高まるとのことですから、若者だけでなく、多くの人に知っていただきたいスキルだと思います。