世界が認めた前掛けは腰にいい

 日本文化の一つである、酒屋さんやお米屋さんの仕事着・帆前掛けは腰にいいと言われます。前掛け専門店の(有)エニシングのホームページでは、前掛けが腰にいい理由を説明しています。

 東京都調布市整骨院の先生によると「前掛けを締めると、腸骨を締めることにより腰が締まり、腹圧がかかる。それによって筋肉が起きて腰の関節が安定する」とのことです。ベルトの少し下にある腸骨(一番出っ張っている腰骨)またはその3~4cm下のあたりを、息を軽く吐いたタイミングで締めるとよい。女性は、腸骨の3~4cm下を締めると効果的だそうです。

 わが国では腰痛が国民病ともいえるほど広がっています。厚生労働省がホームページで腰痛予防対策を周知しているほどです。前掛けの効用も盛り込んでほしいところです。

 (有)エニシングは、日本文化を世界に広めたいと前掛けを60ヵ国に輸出していますが、この健康効果が世界の人々の心に響くのではないかと思われる話です。