やきもののまちとして知られる愛知県の瀬戸市は、「日本六古窯」(瀬戸焼、常滑焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼、備前焼)のひとつに数えられ、日本遺産に認定されています。千年以上の歴史と伝統をもつこのまちは、瀬戸川通りせともの専門店街をはじめとして、瀬戸蔵、新世紀工芸館、招き猫ミュージアム、瀬戸染付工芸館、窯垣の小径ギャラリー、深川神社、陶彦神社、窯神神社など、やきもの文化あふれる見どころが満載です。
この瀬戸のまちを探検しつくそうというスポーツイベントが、瀬戸商工会議所青年部の主催で毎年秋に行われて好評です。その名も「フォトロゲイニング瀬戸」。地図とコンパスを持って、市街地や山地に設置された約40カ所のチェックポイントを制限時間内にできるだけ多く回り、獲得したポイント数を競うチームスポーツです。チェックポイントを回った証として写真撮影を行うことからフォトロゲイニングといわれます。昨年は80チーム260名もの人々が参加しました。
今年のフォトロゲイニングは10月14日(日)に開催されます。申込期間は7月1日〜9月30日です。多くの方に、文化の香りあふれる瀬戸の風景をお楽しみいただきたいと思います。