昨日と今日、日本最大のせともの祭が愛知県瀬戸市で開催されました。尾張瀬戸駅から東西に広がる通り沿いに180ものせともの業者が市を開き、各々の商品を所狭しと並べていました。おしゃれなマグカップや風情ある湯呑みから様々な意匠をこらした皿などの食器、さらには招福猫などの置物まであり、まさにせともののテーマパークといった様相を呈していました。二日間とも大入りで、数十万の来場者で賑わいました。
出店した業者の中には、デザインの力で蘇った原型メーカー、(株)エム・エム・ヨシハシさんもありました。名物となった手編みセーター柄の湯飲み茶わんをはじめとして、インパクトのあるカラープレート、金魚の置物などもあり、通りがかった女性客が足を止め、見入っていました。ヨシハシさんの作品は、せとまちツクリテセンターにも展示されていましたが、今年度、ユニクロとコラボしていることから、ユニクロ商品と一緒に並べられていました。ユニクロのファッショナブルな商品とヨシハシさんのセンスあふれる作品はとても相性がよく、見栄えがしていました。
せともの祭は今年で87回目と伝統がありますが、子供たちに職業体験をしてもらうコーナーを設けたり、瀬戸やきそばなどの地元名物を出す屋台も数多く出店して、クールジャパンの魅力を幅広く発揮するイベントとなっていました。そのせいでしょうか、来場者は市民だけでなく、市外から外国人客を含めて多くの人が訪れており、我が国を象徴する祭となっていました。
今月末に同市で開催される、招き猫まつりも楽しみです。
