愛知県の春日井市役所は、新たな価値を生み出すために不断の努力を続けている企業を「春日井カエル企業」と認めて応援すると発表しました(6月19日)。カエルという言葉を使っているのは、地元出身の書道の大家である小野道風が、柳の木に飛びつこうと繰り返すカエルの姿を見て努力を継続する大切さに開眼したという逸話にちなんでいます。
市のホームページで紹介されているカエル企業は次の10社です。
ホンダロジコム(株)(総合物流業)、エスプロダクト(衣料品卸売業)、(株)東海メディカルプロダクツ(医療機器研究開発業)、木野瀬印刷(株)(印刷業)、(株)内職市場(内職請負業)、サンアイ自動車(株)(自動車販売修理業)、(有)かしわばらメディカル(福祉事業)、(株)秋吉組(土木工事業)、(株)長谷川工務店(土木工事業)、王春工業(株) (土木工事業)。ほとんどが子育て支援を意識したワークライフバランスの取組みに力を入れている企業です。
地域経済を担う生産活動を行う企業が、その活動の中にワークライフバランスを織り込むことは、新たなライフスタイルを提案することであり、新たな価値を模索することでもあります。はたらくことが生み出す生活の新しい価値とは何か。「春日井カエル企業」は、春日井市にバリューイノベーションを起こしてよりよい未来をもたらす期待感に満ちています。
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『春日井は カエル企業で 明日がいい』