大地震にびくともしない「つよい!鳥取県」

 10月21日、鳥取県中部でマグニチュード6.6の大規模な地震が起こり、鳥取県中部地震と呼ばれるようになりました。倉吉市湯梨浜町北栄町では、震度6弱を記録しました。
 4月に起きた熊本地震マグニチュード7.3、震度7)ほどではないにせよ、大きな地震でした。にも関わらず驚くべきは、死者がゼロだったことです。地震そのものは大きかった割に、被害は限定的でした。市の中心部のショッピングセンター「パープルタウン」は、地震の翌日22日は休業したものの、23日には営業再開していました。他の店も同様に再開していました。鳥取ならではの助け合いの精神で復旧は急速に進んでいます。「倉吉は暮らしよし」は健在です。
 地震に対する鳥取県の耐久力は驚異的です。2000年に県の西部で起きた鳥取県西部地震マグニチュード7.3、震度6強)の際も死者はゼロでした。
 これほどの大規模地震に見舞われながらも死者が出ない鳥取県地震に強い県として、「すごい!鳥取市」ならぬ「つよい!鳥取県を全国にアピールできると思います。直接・間接被害よりも風評被害の方が心配される今、鳥取県の元気と助け合いの精神を、県民みんなで全国に発信していくことが求められています。