米子市は山陰の商都と呼ばれています。山陰の中央に位置することから、江戸時代より商業都市として栄えてきました。今では、米子鬼太郎空港や境港を通じてロシアや韓国とも結ばれ、国際的な交通の要衝ともなっています。
その商都米子も時代の波に洗われ、曲がり角を迎えています。人口構造の高齢化に加え、大型小売店の撤退や郊外出店などにより、街中は人通りが少なくなっています。商店街もシャッター街と思われるような状況が少なからず見られます。
こうした米子が再起を図るには、新しいビジョンが必要です。米子にはいろいろな地域資源が揃っていますが、なんといっても美人が多いことが大きな特徴です。基本線としては『ビューティタウン米子』としてまちづくりを進めて全国発信することが重要でしょう。
それに加えて、皆生トライアスロン、がいな祭り、加茂川・中海遊覧、地蔵尊めぐり、ガイナックスシアター・公会堂・文化ホール・コンベンションセンター・ふれあいの里・商店街の各種イベントなども際立たせてShowとして付加価値を高める。
『商都』から『Show都』へ。魅せるまち『Show都』米子を、21世紀のビジョンにしてはどうでしょうか。