鳥取県の11月の人口が57万人を割り込み、話題になっています。人口減少と高齢化が着実に進んでいます。
止まらない人口減少と高齢化に悩む地方をいかにして活性化していくか。地方創生の大きな課題です。その課題の解決に向けたチャレンジングな試みを大山町が始めています。
今年2月23日、大山町・カーブス・鳥取大学等が連携して町の保険事業を行う調印式が催されました。女性向けフィットネスクラブのカーブスを大山町内に誘致して、運動による健康増進活動を行うものです。これを受けて9月にカーブス大山町健康センターがオープンしました。
高齢化と女性化はニア・イコールです。高齢化が進むほど、女性の割合は高まります(大山町の高齢者の6割は女性です)。高齢化対策とは女性対策でもあります。その意味で女性にターゲットにした健康増進策を町が推進するというのは、先進的といえます。
こうした取組みが実を結び、地方創生のモデルケースとなることを期待しています。